初盆
大変、ご無沙汰しているブログです
お盆休みも終わりますが、皆様、お元気ですか?
報告が本当に遅れたのですが、
実は、
アンディが桜の咲く頃に、虹の橋を渡っていきました。
今年のお盆休みは、ジュリアとゆっくりと過ごしました。
アンディの最後の病状など、下記のMoreに記しました。
かなり長くなっていますが、
同じ病名を宣告された飼い主の方の参考になればと思い書きましたので、
お時間のあるときに、ご覧下さいませ。
アンディは 14歳10ヶ月で、私達のところから旅立って行きました。
ものすごく元気だったので、15歳には必ずなってくれると信じていたのですが・・・
14歳の誕生日の写真(私のお気に入り)
最初の彼の異変は、13歳10ヶ月くらいの時、
狂犬病の予防接種にいつもの動物病院に行った時でした。
後足の左太ももあたりにコブがあるのが見つかります。
この時に切除手術をする選択をすれば良かったのですが(今となって後悔しています)・・・
高齢となっているアンディに、出来れば全身麻酔の手術はしたくないと希望しました。
獣医の先生も
「このまま大きくならないなら大丈夫なので、様子を見ましょう。」
と言ってくれました。
その後、フィラリアのお薬を処方してもらいに行ったり、
爪切りをしてもらいに行ったりして、
1ヶ月か2ヶ月に1度はコブの様子を見てもらっていました。
しかし、
14歳4ヶ月になったとき、
急にコブが大きくなったのです。
病院に連れて行くと、
「すぐに手術しましょう。これ以上大きくなると、もう取り切れません。」
と言われ、手術を担当するスタッフの方とかの勤務シフトを調整して頂き、
2日後の手術となりました。
手術の日、朝、病院にアンディを預け、私はいつも通り、仕事へ。
(コブの切除手術は2回目だったので、不安はありませんでした)
しばらくすると、病院から電話があり、
「残念なお知らせがあります。
アンディ君の術前検査で、肺に影が見つかりました。
肺がんだと思われます。」
と言われました。
そして、今後の治療について説明がありました。
まず、肺の影はまだ親指の先くらいの小ささなので、すぐに苦しくなったりしないということ。
(犬は肺が真っ白に病状が進むまで、苦しくならないそうです)
そして、犬の肺ガンは、ほとんど治療ができないということ。
ただ、肺ガンを大きくする養分を、今、足に出来たコブが吸収していると思われるので、
足のコブを取ると、肺ガンが大きくなる可能性があること。
しかし、足のコブを取らないと、どんどん大きくなって、破裂してしまい、
その後の生活が大変になること。
この時に先生が付け加えたことがあります。
「以前、同じ症例のわんちゃんがいたのですが、
飼い主さんは、コブの切除手術をしない選択をされました。
やはり、その後、足のコブが破裂してしまい、かなり大変でした。
飼い主さんも見ていられなくなり、残念ながら、安楽死を選ばれました」
朝まで、普通の生活をしていたのに、
肺ガンとか、安楽死とか、厳しい言葉がたくさん出てきて、
はっきり言って、パニック!
とりあえず、家族と相談するため、電話を切る。
それから、電話で家族会議。
そして私達の出した結論は、
「足のコブは取ろう。」
でした。
アンディはその時、14歳とは思えないくらい元気で手術には耐えられると思ったし、
もし、コブが破裂した場合、共働きの私達には看病が難しいと思われました。
(コブが破裂すると、かなり異臭もするそうなので、
多頭飼いの我が家では、ジュリアにも影響しそうだとも思いました)
病院に連絡して、予定通り、午後、手術が行われました。
そして、翌日退院。
やっぱりアンディは、めちゃめちゃ元気に出てきました(笑)
術後の先生の説明
まず、切除したコブを見せてくれました。
(通っている動物病院では、切除したものを必ず見せてくれます)
アンディの太ももから出てきたコブはテニスボールくらいの大きさになっていました。
大きくて、衝撃を受けました。
(やっぱり大きくなる前に手術すればよかった)
先生も
「一応、全部取れたと思います。
取りきれてなかったら、また、コブができてくると思うので、
慎重に取りました」
と話してくれました。
そして、
「傷口がかなり大きくて、麻酔が覚めたあと、歩けるようになるのか心配しましたが、
目が覚めると、すぐに外に出たがりました。
傷が開くといけないので、安静にして欲しかったのですが・・・
14歳でこの体力は素晴らしいですね~」
と、アンディのパワフルさにびっくりした様子。
アンディの手術のあとはブラックジャックもびっくりの21針!
本人(アンディ)は全く気にしていないけど・・・・
抜糸の時のアンディ
術後、順調に回復。
切除したコブ(腫瘍)の病理検査では、「転移の可能性は無い」
と出ました。
肺のガンは、足のものとは別に出来たものかもしれません。
ここで転移有と出ていたら、肺ガンは足からの転移ということになります。
もし、そうだったら、早く手術をしなかった事を、本当に後悔したと思います。
その後は
2ヶ月くらいに1度、レントゲンをとって、肺の状況を確認すること位しか
アンディにしてあげることはありませんでした。
先生に、今後、呼吸が苦しくなってきたら、
「レンタルの酸素室があるので、一応、お知らせしておきます」
と連絡先をいただきました。
ネットで検索し、とりあえず、酸素室の情報収集。
酸素室はその中に入っていないと効果がないみたいなので、
家の中を歩き回っている間は、借りても宝の持ち腐れのような気がしました。
(結局、酸素室は最後まで使用しませんでした)
今年2月初旬、
まだまだ、元気で、呼吸も苦しそうではありませんでしたが、
レントゲンでは、かなり、肺が白くなっていました。
私の目から見ても、8~9割くらいは白い。
先生のコメント
「完全には白くなっていないので、
もうしばらくは大丈夫かな?
でも、夏には厳しいと思います」
この時の先生の言葉は、
落ち込む私に対して、希望も含めた言葉だったかもしれません。
2月末(亡くなる1ヶ月前)に撮影してInstagramにアップした動画
まだまだ元気だったけど、今、見直してみると痩せてきている気がします。
肺ガン発覚から約5ヶ月、アンディは、いままでと変わらず、
本当に元気でした。
よく食べ、よく散歩をし、そして、ジュリアと時々喧嘩をし、
ガンがあるなんて、信じられない毎日でした。
しかし、
3月5日頃になって、
急にアンディの食欲がなくなりました。
そして、下痢をするように。
病院に連れて行ったのですが、
我が家から徒歩10分弱の病院まで、歩くのが少し辛そう・・・・
下痢の注射とステロイドの注射を打つ。
先生が「アンディ、痩せたね」と呟く。
なんだか、涙が出そう。
ステロイドの注射か効いたのか、少し、食欲が戻る。
でも、だんだん、食べなくなって行きました。
レトルトのフードもチーズもササミのゆでたやつも・・・
夜中に、「何か、食べてくれないかな?」と思い、
ホットケーキを焼いてみたことも。
小指のツメくらいの大きさしか食べてくれなかったけど。
ほとんど歩けなくなっても、朝晩、だっこしてお外に連れて行くと、
おしっことかは、なんとか立ってしてくれる。
本当にいい子だった。
アンディは、普段、私達と一緒にリビングにいるのですが、
夜は玄関で寝るのが、彼のルーティンでした。
亡くなる2日前まで、日中はほとんどリビングのベッドで寝たきりなのに、
夜中のうちに玄関に移動していました。
どれだけの時間をかけて玄関まで歩いたんだろう?と思うと涙が出てきました。
最後は、眠るように逝って欲しかったけど、
痙攣を起こして、そのまま旅立ってしまいました。
飼い主の希望とか理想とか、望み過ぎたかな?アンディ。
約3週間の短い介護生活。
最後まで、頑張ってくれてありがとう。
それから、ごく親しい方にしか、アンディのことを伝えていなかったのですが、
たくさんのお花をいただきました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして、ブログなどを通して、アンディを応援してくれたり、
オフ会などで遊んでくれたりした皆様、
本当にありがとうございました。
追伸
長くなってしまいました。
病気に対してのアプローチは、
獣医さんの考え方や、犬種、犬の月齢などによって
いろいろあると思います。
我が家が経験した事や感じた事を記しました。
お盆休みも終わりますが、皆様、お元気ですか?
報告が本当に遅れたのですが、
実は、
アンディが桜の咲く頃に、虹の橋を渡っていきました。
今年のお盆休みは、ジュリアとゆっくりと過ごしました。
アンディの最後の病状など、下記のMoreに記しました。
かなり長くなっていますが、
同じ病名を宣告された飼い主の方の参考になればと思い書きましたので、
お時間のあるときに、ご覧下さいませ。
アンディは 14歳10ヶ月で、私達のところから旅立って行きました。
ものすごく元気だったので、15歳には必ずなってくれると信じていたのですが・・・
14歳の誕生日の写真(私のお気に入り)
最初の彼の異変は、13歳10ヶ月くらいの時、
狂犬病の予防接種にいつもの動物病院に行った時でした。
後足の左太ももあたりにコブがあるのが見つかります。
この時に切除手術をする選択をすれば良かったのですが(今となって後悔しています)・・・
高齢となっているアンディに、出来れば全身麻酔の手術はしたくないと希望しました。
獣医の先生も
「このまま大きくならないなら大丈夫なので、様子を見ましょう。」
と言ってくれました。
その後、フィラリアのお薬を処方してもらいに行ったり、
爪切りをしてもらいに行ったりして、
1ヶ月か2ヶ月に1度はコブの様子を見てもらっていました。
しかし、
14歳4ヶ月になったとき、
急にコブが大きくなったのです。
病院に連れて行くと、
「すぐに手術しましょう。これ以上大きくなると、もう取り切れません。」
と言われ、手術を担当するスタッフの方とかの勤務シフトを調整して頂き、
2日後の手術となりました。
手術の日、朝、病院にアンディを預け、私はいつも通り、仕事へ。
(コブの切除手術は2回目だったので、不安はありませんでした)
しばらくすると、病院から電話があり、
「残念なお知らせがあります。
アンディ君の術前検査で、肺に影が見つかりました。
肺がんだと思われます。」
と言われました。
そして、今後の治療について説明がありました。
まず、肺の影はまだ親指の先くらいの小ささなので、すぐに苦しくなったりしないということ。
(犬は肺が真っ白に病状が進むまで、苦しくならないそうです)
そして、犬の肺ガンは、ほとんど治療ができないということ。
ただ、肺ガンを大きくする養分を、今、足に出来たコブが吸収していると思われるので、
足のコブを取ると、肺ガンが大きくなる可能性があること。
しかし、足のコブを取らないと、どんどん大きくなって、破裂してしまい、
その後の生活が大変になること。
この時に先生が付け加えたことがあります。
「以前、同じ症例のわんちゃんがいたのですが、
飼い主さんは、コブの切除手術をしない選択をされました。
やはり、その後、足のコブが破裂してしまい、かなり大変でした。
飼い主さんも見ていられなくなり、残念ながら、安楽死を選ばれました」
朝まで、普通の生活をしていたのに、
肺ガンとか、安楽死とか、厳しい言葉がたくさん出てきて、
はっきり言って、パニック!
とりあえず、家族と相談するため、電話を切る。
それから、電話で家族会議。
そして私達の出した結論は、
「足のコブは取ろう。」
でした。
アンディはその時、14歳とは思えないくらい元気で手術には耐えられると思ったし、
もし、コブが破裂した場合、共働きの私達には看病が難しいと思われました。
(コブが破裂すると、かなり異臭もするそうなので、
多頭飼いの我が家では、ジュリアにも影響しそうだとも思いました)
病院に連絡して、予定通り、午後、手術が行われました。
そして、翌日退院。
やっぱりアンディは、めちゃめちゃ元気に出てきました(笑)
術後の先生の説明
まず、切除したコブを見せてくれました。
(通っている動物病院では、切除したものを必ず見せてくれます)
アンディの太ももから出てきたコブはテニスボールくらいの大きさになっていました。
大きくて、衝撃を受けました。
(やっぱり大きくなる前に手術すればよかった)
先生も
「一応、全部取れたと思います。
取りきれてなかったら、また、コブができてくると思うので、
慎重に取りました」
と話してくれました。
そして、
「傷口がかなり大きくて、麻酔が覚めたあと、歩けるようになるのか心配しましたが、
目が覚めると、すぐに外に出たがりました。
傷が開くといけないので、安静にして欲しかったのですが・・・
14歳でこの体力は素晴らしいですね~」
と、アンディのパワフルさにびっくりした様子。
アンディの手術のあとはブラックジャックもびっくりの21針!
本人(アンディ)は全く気にしていないけど・・・・
抜糸の時のアンディ
術後、順調に回復。
切除したコブ(腫瘍)の病理検査では、「転移の可能性は無い」
と出ました。
肺のガンは、足のものとは別に出来たものかもしれません。
ここで転移有と出ていたら、肺ガンは足からの転移ということになります。
もし、そうだったら、早く手術をしなかった事を、本当に後悔したと思います。
その後は
2ヶ月くらいに1度、レントゲンをとって、肺の状況を確認すること位しか
アンディにしてあげることはありませんでした。
先生に、今後、呼吸が苦しくなってきたら、
「レンタルの酸素室があるので、一応、お知らせしておきます」
と連絡先をいただきました。
ネットで検索し、とりあえず、酸素室の情報収集。
酸素室はその中に入っていないと効果がないみたいなので、
家の中を歩き回っている間は、借りても宝の持ち腐れのような気がしました。
(結局、酸素室は最後まで使用しませんでした)
今年2月初旬、
まだまだ、元気で、呼吸も苦しそうではありませんでしたが、
レントゲンでは、かなり、肺が白くなっていました。
私の目から見ても、8~9割くらいは白い。
先生のコメント
「完全には白くなっていないので、
もうしばらくは大丈夫かな?
でも、夏には厳しいと思います」
この時の先生の言葉は、
落ち込む私に対して、希望も含めた言葉だったかもしれません。
2月末(亡くなる1ヶ月前)に撮影してInstagramにアップした動画
まだまだ元気だったけど、今、見直してみると痩せてきている気がします。
肺ガン発覚から約5ヶ月、アンディは、いままでと変わらず、
本当に元気でした。
よく食べ、よく散歩をし、そして、ジュリアと時々喧嘩をし、
ガンがあるなんて、信じられない毎日でした。
しかし、
3月5日頃になって、
急にアンディの食欲がなくなりました。
そして、下痢をするように。
病院に連れて行ったのですが、
我が家から徒歩10分弱の病院まで、歩くのが少し辛そう・・・・
下痢の注射とステロイドの注射を打つ。
先生が「アンディ、痩せたね」と呟く。
なんだか、涙が出そう。
ステロイドの注射か効いたのか、少し、食欲が戻る。
でも、だんだん、食べなくなって行きました。
レトルトのフードもチーズもササミのゆでたやつも・・・
夜中に、「何か、食べてくれないかな?」と思い、
ホットケーキを焼いてみたことも。
小指のツメくらいの大きさしか食べてくれなかったけど。
ほとんど歩けなくなっても、朝晩、だっこしてお外に連れて行くと、
おしっことかは、なんとか立ってしてくれる。
本当にいい子だった。
アンディは、普段、私達と一緒にリビングにいるのですが、
夜は玄関で寝るのが、彼のルーティンでした。
亡くなる2日前まで、日中はほとんどリビングのベッドで寝たきりなのに、
夜中のうちに玄関に移動していました。
どれだけの時間をかけて玄関まで歩いたんだろう?と思うと涙が出てきました。
最後は、眠るように逝って欲しかったけど、
痙攣を起こして、そのまま旅立ってしまいました。
飼い主の希望とか理想とか、望み過ぎたかな?アンディ。
約3週間の短い介護生活。
最後まで、頑張ってくれてありがとう。
それから、ごく親しい方にしか、アンディのことを伝えていなかったのですが、
たくさんのお花をいただきました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして、ブログなどを通して、アンディを応援してくれたり、
オフ会などで遊んでくれたりした皆様、
本当にありがとうございました。
追伸
長くなってしまいました。
病気に対してのアプローチは、
獣医さんの考え方や、犬種、犬の月齢などによって
いろいろあると思います。
我が家が経験した事や感じた事を記しました。
by jiyugaoka-life
| 2016-08-17 18:32
自由が丘のオリジナル犬服屋RURI'S DOGで看板犬をやってます!
by jiyugaoka-life
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